北海道親子3人の旅・2008回想編

 
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平成20年7月23日(水)

47 ファーム富田  (2008.08.20更新)

【期待】★★★★☆
【結果】★★★★☆
【環境】★★★☆☆

本当は、最初にここへやってきてから、道東方面へと向かうのが、間違いなく良かったのであるが、そうなると、多分ファーム富田の大渋滞に巻き込まれることになったらしい。

そうまでしてやってきたファーム富田であるが、個人的感想をいうと、今までのイメージが根底から崩されたような気がした。

それは、決して失望ではないのだが、今までのイメージでは「地平線の果てまで広がるラベンダー畑」であった。だが、それは、まぎれもなくカメラのトリックであったことに気づいたのであった。もっとも、多分400メートル四方の畑と言うだけで、実際には大変な広さなのだろうが、テレビで見た野球場を実際の目で見たら、思ったよりも小さく見えるということだろうか。

ただそれは、考えてみれば当たり前かもしれない。ファーム富田にとっては、ラベンダー畑は見せるものであって、だから、入場無料なのである。実際にはその花を刈り込んで香水などにするのであるから、無限に広いのでは、そもそも生計が成り立たないことになる。

ということは、実際考えてみれば判ることだが、やはり今まで持ってきた固定観念というものは恐ろしいものだということも判った。

この考え方は、翌日の行程変更にも繋がった。つまり、翌日は当初美瑛の景色を楽しむ予定であったのだが、ここの風景に触れて、無限の広がりを求めるならば、昨年来網走地方で言われてきた「最近では、富良野の風景以上の風景を求めてここへやってくる人が多い」という言葉が思い出される。(今年はDMVの案内で聞いた。)

つまり、地平線まで広がる景色を求めるならば、富良野盆地よりも、確かに網走地方で昨年来我々が彷徨いながら感動したところの方が判ったのかもしれない。ただ、今の私にとっては、単に風景をぼーっと見るというのもいかがなものか?という気がしないでもない。それは今回のサロマ湖観光の失敗からも、然別湖等での行軍を見ても、所詮4泊5日の親子旅行ではどうあるべきか?ということを考えると、やはりファーム富田へ来て良かったという気がする。

ちなみに、ファーム富田のフロンティア精神には頭が下がった。最近はファーム富田の一人勝ちだという情報もあったが、確かにそれに見合う以上の努力をしているのであれば当然か?という気もした。

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