北海道親子3人の旅・2008回想編

 
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平成20年7月20日(日)

13 神の子池  (2008.07.27更新)

【期待】★★★★☆
【結果】★★★★★
【環境】★★★★☆

北海道の3大秘湖は「支笏湖・オコタンペ湖」「然別湖・東雲湖」「阿寒湖・オンネトー」なのであるが、妻が学生時代に「オンネトー」に行ったことと、今の上司(昨年まで3年連続バイクで北海道を走ったらしい)がここを勧めるため、あえて経路を変更した。それが「摩周湖・神の子池」

それにしても、この青さは何だろう。単純に考えるとカリウム、カルシウム、マグネシウムなどの金属イオンか?摩周湖の伏流水と言われていること、その摩周湖がカルデラ湖であることを考えると、そういう結論に至る。だから、多分火山性のアルカリ性だと思われるが、pHが判らないので、かずまるが飲もうとしたのを制した。

看板によると、神の子池の伏流水は1日12,000トン、周囲220m、水深5mの小さな池で、水が澄んでいるので底までくっきりと見える。水温が年間通して8℃と低く、倒木が青い水の中に腐らずに化石のように沈んでいる。その隙間を朱色の半てんを持つオショロコマが泳ぐ。

ちなみに、流氷が青いのは、本来流氷には塩分がないはずなのだが、海水の成分である金属カリウム、カルシウム、マグネシウムが閉じ込められたために、青く見えるものらしい。もっとも、そんなことを言ったのではみもふたもないわけであって、作家であり医者でもある渡辺惇一氏は空の青さから来たものであると「流氷への旅」の中で書かれている。

 
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