神 戸・関 西 鉄 道 三 昧

 
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(2004年7月16日〜19日、写真は全て同期間内)

第1日目(2004.7.16)

今年も夏がやってきた。今年はGW中どこにも遠出をしなかったので、今回の旅行には気合が入る。しかも、かずまるが航空機以外の交通機関で運賃を必要としないのは、これが最後でもある。しかし、事態は急変。かずまるが6月末に緊急入院した。それから3週間。体力が回復しないのか、単に性格的にだれているのかは解らないが、ともかく本調子ではない。今回は16日に神戸市内を親子3人で観光した後は、17日、18日と妻と別行動をすることになっている。16日はなるべく室内にいる時間を多くするようにプランを立てたが、はたしてどうなるか?

7月15日夜、松山観光港を出発して、16日早朝神戸六甲アイランドへ到着。今回は「スルッとKANSAI・3dayチケット」を利用して関西方面の私鉄を乗り倒す。

フェリーターミナルから連絡バスが出ている。に乗る。六甲アイランド線アイランド北口駅までならば無料で運んでくれる。「スルッとKANSAI・3dayチケット」はここでも買えるとホームページには書いてある。。が、なんと、出発点である六甲アイランド線アイランド北口駅では切符を売っていない。というより、駅員がいない。一瞬どうしようか、と思ったが、幸い住吉駅の駅員と話ができるようになっている。結局遠隔操作で自動改札口を通してもらい、JR住吉駅で「スルッとKANSAI・3dayチケット」を買って、再び阪神魚崎駅へ戻る。

まあ、特に急ぐわけでもない。が、準急に乗ったのは午前8時である。今日は平日。通勤ラッシュ時間帯である。が、とてもラッシュとは思えない閑散とした風景である。御影以西各停ということもあるが、本当に阪神電鉄の場合、普通列車はすいている。

神戸三宮で一度今日宿泊するホテルへ行って、荷物を預け、ついでにホテルで朝食をとる。9時30分頃の姫路行き直通特急で山陽須磨へ向かう。しばらく見ないうちに阪神電鉄直通特急はカラーが変わっていた。そこからバスで、今回の主目的「須磨海浜水族館」へ向かう。今回はバスも乗り放題である。

「須磨海浜水族館」では、イルカの曲芸ショー、ラッコの餌やり、ピラニアなどの餌やりなどを見て同施設に約4時間以上居座る。大阪の海遊館と比較をされるが、バブルの象徴のような海遊館と比べると、地味ではあるが見ごたえがあると言うのが正直なところ。ただ、食事面がもっと充実していれば・・・と言う気がしないでもない。テーマパークの印象で、食事の持つウエイトはかなり大きい。TDRの人気が衰えないのも食事の質と無縁ではなかろう。

14時20分頃水族館を出て、同じコースで神戸中心部へ戻る。須磨ではちょうど姫路行きの特急が入ってくる。我々は姫路からの直通特急で三宮へと向かう。高速神戸では隣に阪急の梅田行き特急が入ってきて、先に出発する。「梅田へは阪急電車の方が先に到着します」というアナウンスがなんとも不自然に感じられる。

私の記憶する山陽電鉄は特急4連だった。以前から、阪急では「山陽電鉄乗り入れるな」という風潮だったと言う。その理由のひとつとして、編成が短かったこともあるが、極めつけとして、阪急六甲で山陽電鉄の電車が停車中本線へ出て阪急の電車と衝突したことだろう。そして結局、山陽電鉄は完全に阪神と一体化した。そして現在、山陽特急は6連になっている。

さて、今日はこれから神戸海洋博物館とポートタワーに行く予定である。元町で下車して歩くことにする。神戸海洋博物館、モザイクガーデンで夕食、その後ポートタワーで夜景をという考えでいたのだが、神戸海洋博物館は17時閉館、あと1時間30分ほどである。かずまるの体力を考え、その後すぐにポートタワーへ行き、モザイクガーデンを省略し、夜景は諦めたのだが、これは正解だったのかもしれない。

神戸海洋博物館とポートタワー。写真はホームページ作成用無料素材提供サービス(http://www.siliconcafe.com/gtool/)利用、実は当サイト立ち上げ直後の2001年8月11日から数日間、この写真がトップページだった。

神戸元町の中華街。実は、先ほどのポートタワーで突如、右ひざが悪くなって、階段が下りれなくなった。その状態で中華街を歩いていて、その中のいかにも、東洋医学、針治療は免許がいるから・・・というおじさんの治療と、金属置針治療で、とりあえず足が回復した。

第2日目(その1)(2004.7.17)

神戸旅行のメインイベントは昨日で終了した。神戸といえば、妻が(宝塚、豊中時代を含め)20年近く過ごしてきた場所。震災以来の神戸の復興を、そして、旧友と会って、街をぶらつくのもよかろう、という私の配慮(?)である。そして、私は別行動をしようという魂胆である。

というわけで、今回の関西旅行2日目は、泉州人さんとYoshikenさんとで関西の私鉄を「スルッとKANSAI・3dayチケット」で乗り倒そうということになった。なお、上のかずまるの写真は、Yoshikenさんから集合直前の113系撮影のためJR三ノ宮駅で撮影した一コマ。

予定どおり、阪神三宮に全員9時15分には集合し、そのまま阪神特急で大阪方面へ向かう。春日野道で徐行するが、これはこの駅のホームが極端に狭いことから。現在神戸方面のホームを新設中で、日本一危ないホームは解消されるらしい。工事中ということで、昨日気づかなかったようだ。なお、芦屋〜西宮間をDVCで撮影した。

西宮で下車して(上写真)、阪急今津線に乗り換える。今津線は正直なところ、阪急の意地だけで複線なのだろうと思う。おそらく今第二次世界大戦が勃発したならば、真っ先に火御殿場線と同じ運命をたどりそうだ。その今津線だが、終点西宮北口では実に鉄道模型らしい、いやプラレールでもできそうな線路配置をしている。そもそも、複線の片面だけにホームがあることさえ珍しいのに、ホーム側の線路が行き止まりで、もう一方の線路が奥に続くというのは、まさに模型的である。

阪急西宮北口から一度梅田に出て、さらに高槻市へと向かう。梅田発の特急は最前列を陣取り、梅田〜南茨木間をDVCで撮影する。高槻市で下車して(上写真)、急行に乗り換えて上牧へと向かう。上牧では冷房のかかった待合室で並行する新幹線をめざすが、この時点でかずまるはシートに寝転がってしまう。前途多難を思わせる。

南茨木から大阪モノレールで門真市へと向かう予定だったが、かずまるとしては今回の行軍は見当違いだったようだ。かずまるはある程度遊びがはいるものと考えていたようだ。甘い!!が、仕方がないので、2人に先に吹田市江坂の「カトーホビーセンター」でかずまるの気を紛らわそうと考え、モノレールで反対方向へと向かう。が、これが大失敗。万博記念公園の遊園地を見て、ここで遊びたいと言う。こんな炎天下でいられるか!!と、無視して千里中央へ。そのままファーストフードで昼食をとって、北大阪急行電鉄で江坂へ向かう。

が、めざす「カトーホビーセンター」はたいした設備はなく、かずまるを満足させられるものではなかった。これなら、後で行く日本橋のビル全体が模型店というところをうまく利用すればよかったと後悔する。で、その後はどうなるのか?

 

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