第4次レイアウトの概要


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第4次レイアウトの概要

第4次レイアウトの概要

2007年7月、小屋裏にエアコンを設置するときに、第3次レイアウトを作成開始したものの、遅々として作成が進まない中、今度は第4次レイアウト作成することが決まりました。

理由は、

@第3次レイアウトは、いわゆる「行き当たりばったり」で作成したことから、スムーズな運転には程遠い状態になっていたこと。

A先日唐突にN700系A新幹線が入線したことで、以前購入したE5系新幹線とともに走らせる要求が出たこと。

まず、レイアウトについて、基本的に今と大きくは変わらない予定。

(1)終着駅、車両基地、中間駅、高架駅は大体現在の位置・場所を踏襲する。

(2)外周に新幹線用複線エンドレスを設置。

(3)現在の車両基地前を運転場所とし、配線は必要最小限とする。

このうち、@の欠点については、次のとおり修正することを目標へ。

(1)カーブと勾配を併用させないこと、更にできる限り勾配を避けること・・・これは、スムーズな運転のためには必須条件でもある。

(2)ベニヤ平原を最初から避ける・・・第3次レイアウトの最大の欠点は「後からベニヤ平原を処理しようとして、何が何やら解らなくなった」ことがある。 今回は、(経験上)先に線路を設置する箇所に「濃灰色のサンドペーパーを敷く」、高架線路の下等あとで処理する必要のある個所は最初から着色する。次に、 コードの必要な個所は最初から穴をあけておくことで「後からコードで線路が浮く」という現象を避ける。

(3)配線は必要最小限とする

・デュアルキャプコンを全面廃止、複線エンドレス×3の計6列車運転可能とするが、本線上は、ダブルクロス及び終着駅から本線を交差する箇所で必要な個所 以外は線路を切らない。つまり、1エンドレス上に2列車を置かないことで、周回している列車を別のエンドレスへ移動する際は、一旦双方の列車を終着駅へ退 避させなければならなくなる。ただ、形上、6エンドレスは線路をつなぐが、最悪の場合、列車をの入替は、本線上で置き換えという「実際にはあり得ない方 法」もありと考える。

・ポイントは、終着駅及び中間駅付近のみとする。また、車両基地は手動ポイントも採用する。なお、中間駅付近のポイントは、配線の短縮化を図るため、駅から若干離れた位置でも「良し」とする。

・第3次レイアウトの終着駅にあった「機廻し線」は廃止する。これにより、終着駅内の配線が不要になる一方で、客車列車等の運転は困難になる。
第3次レイアウトでは、機廻し線の他、更に線路を切って、3機関車が駐留できるようにしていた。だが、実際には、機関車の切り離しは「手動」だったわけで、いざとなれば、「えいやー」と機関車を持ち上げて入れ替えるいう「実際にはあり得ない方法」もありと考える。

具体的には、上図の場所を複々線化し、ジオラマのあたりから「取付橋」を作成して、終着駅方向へ流す。

最大の変更点が終着駅横を通過する複線。勾配をなくして、そのまま地平を180度ターンし、その上を新幹線用複線が高架上を勾配なしで180度ターンさせる。

なお、終着駅の機廻し線は不要となるため、その分、壁側へ移設できる。
このあたりが、苦しいところで、高架駅の向こう側に地平線複線が入り込むため、高架駅は約10センチ手前へ出る。

なお、高架駅の下は最初から着色し、ジオタウンの道路、駅ビル等を設置するのは従来どおり。
高架駅が約10センチ手前に来ることで、終着駅についても同様に2線廃止。

2・3番線の間が1番線となる。

なお、通過線の右側に新幹線用の高架橋が設置されることになり、見通しが悪くなるのだが、実際には@通過線よりも10センチ以上右側に高架線が設置され る。(その間に柱があるから)A運転席からは、通常この位置からの視界となるため、来客がいない限り、特に支障にはならない、ことから、強行する。
こちらが、終着駅側から見たポイント群付近。

約10センチ手前へ移動することから、駅手前のポイント設置どうするかはこれから検討。

なお、その先の車両基地がかなり縮小されることから、中央右側の空き地に、機関車のヤードが設置される予定。

ただ、第4次レイアウトは、前述のとおり、客車の現実的な走行は困難となるため、機関車も「追いやられる」予定。つまり、現行どおり3線の留置線は確保す るが、その間の「線路切り」はしない予定のため、多分1線のみ「よく使用する」機関車を設置し、それ以外の2線は、機関車がぞろぞろという状態になること は間違いない。

次に問題の車両基地だが、前述のとおり、運転上は「現実的な入替」を断念しているため、見栄えだけになる予定。

また、線路が4線から6線になることから、ざっと見たところ、最低1線は縮小されるし、画像奥側も手前に縮小される。ただ、機関車の留置線が手前に移動することから、1線あたりの線路長は、むしろ伸びると考えている。

なお、新幹線用複線と地平複線は、新幹線用高架駅を出たところで交差して、内回りの複線と合流するのだが、方向別複々線とする場合、画像右下から一番手前 に1線が急勾配で上ることになる。つまり、その走行がスムーズにならなければ、路線別複々線に変更することも考えられる。(路線別とした場合、新幹線との 交差直後から上り勾配とできるが、方向別の場合は内回りの複線との交差後でなければ上り勾配ができないため)


さて、中間駅も大幅に変更になる。

上図でベニヤをかぶせている付近に新幹線用通過線が2線入る。したがって、駅そのものが若干右側へ移動することになる。

また、駅の右側はできる限り壁側へ寄せるため、駅付近の線路のカーブが変更になり、その更に右側にダブルクロスが2個入る。(新幹線用複線は、走行スピードの問題でダブルクロスではなく(方向と逆の)シングルクロスとする予定)

というところで、さらに微調整をしてみた。

まずは、新幹線用複線。

当初は、一番上図の橋(上又は下を私が通る場所)を複々線化し、向こうのジオラマ手前で、新幹線用複線を右側へカーブさせる構想。

一方、ジオラマは、若干向こう側、そして左側へ移動することで、右側に新幹線用複線、そして、同線が右側へカーブする段階で、少しでもジオラマを邪魔しないように配慮。
なお、新幹線用複線は、当初はそのまま高架橋を新設する構想もあったのだが、結局作成が比較的容易だろうということで、現在の終着駅へ張り付かせることに したのだが、この部分に高架橋ができて、終着駅が見れなくなるのであれば、いっそそこに高架駅を置けばよいのでは?ということに。


つらに、現在の終着駅付近の線路配置について、またまた変更。

現在のベニヤ板(外側の通過2線)の幅が壁からちょうど91センチということで、結局このまま生かすことにした。

その結果、高架駅の位置が、外側の通過2線とEF65-1000のある線の計3線の位置に設置。

外側複線をEF66と終着駅3番ホームの2線。

終着駅を最終的に2線に減。

これで、外側複線のうち、外側はホームがなくなるのだが、「実は見えないところで、高架駅の真下にあるのですよ」とするのが妥当なところなので、そのあたりは「後で」それらしく設置予定。

あと、画像向こう側の180度カーブは、土台が不安定なため、補強が必要。
今後の大きな作業は次の4点。

@このジオラマ部分の下にベニヤで幅を確保し、画像右側に新幹線用の複線を張り出させ(できる限りジオラマから離すよう、あるいは、ジオラマの右側に壁紙を貼るか?)、そのまま複合駅(現終着駅)へ取り付ける作業。

A新幹線複線と内側複線の計4線を複々線としてジオラマ側へ伸ばし、外側複線を地平へ下ろすこの場所を走行が安定するように線路設置する作業。

B壁側の4線の内側に2線(外側複線)を設置する。

ABは設置そのもののは簡単なのだが、問題は微妙な勾配があること。

この辺りは、慎重に設置しなければならない。
そして、問題の中間駅。

奥に1線分位の隙間を開けて、そこから3線+ホーム+2線+ホーム+1線が入るが、当然ながら新幹線複線以外は、ホームの関係で、向こう側の90度カーブは長さの調整が必要なため、特に外川複線(その先で下る)場合は、慎重に設置しなければならない。

というわけで、本格的な計画が決まり、今週末あたり、ベニヤ板を買いに行く予定だが、当分の間列車を走らせることができなくなるため、とっとと工事をしなければならない。
 
 
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